安倍政権は、秘密保護法について運用基準などを来月上旬に閣議決定し、12月上旬に施行する方針です。
たたかいは正念場です。
いま、ヘイトスピーチが社会問題になったり、朝日新聞の「吉田証言」の誤報から「従軍慰安婦はなかった」というキャンペーンをはるなど、歴史を歪める動きが強まっています。こうした動きのなかに、松代大本営説明板テープ隠し問題があります。
加藤久雄・長野市長は「（住民及び朝鮮人の動員が）強制的だったという意見もあれば、そうではなかったという意見もある。両論併記の形を考えている」と記者会見で述べましたが、長野市誌や松代町史を覆す証言や資料がなく、また強制的ではなかったことを裏づける証言や資料もないにもかかわらず、なぜ両論の片方に強制的ではなかったということが併記されるのでしょうか？
私たちは秘密保護法の廃止を求めると同時に、日本を戦争する国にしようという動きに強く抗議します。
２６日（金）、安倍首相聞いてる？再稼働反対！脱原発金曜行動with戦争やだねデモやります。１８時３０分に長野駅前東急横・NCビル前集合です。https://twitter.com/himitsuteppai/status/511252581822115840/photo/1
〇松代大本営説明板問題については、児童文学者・和田登さんのお話がわかりやすいです（赤旗９月１７日）。和田登さんは近く映画で公開される、満蒙開拓団の落日を描いた「望郷の鐘」の原作者です。http://www.fastpic.jp/images.php?file=5777752127.png
〇１８日、「日本と信州の明日をひらく県民懇話会」（県革新懇）は、長野市が松代大本営説明板のテープ隠しの問題で申し入れ（信濃毎日新聞１９日）。応対した荒井・市商工観光部長は『最終的には皆さんに理解していただけるような説明板にする』
https://twitter.com/himitsuteppai/status/512783016192512000/photo/1
〇やだネットの第３回目の長野市への署名提出は９月２２日です。１３時３０分～市役所第２庁舎７階会議室２３にてです。
「松代大本営説明板の復元と史実にもとづく検証」署名を広げてください
〇１７日の長野市議会総務委員会は集団的自衛権容認撤回、反対の計8本(！)の請願を新友会、公明の反対で否決するも、「否決しただけと思われたら困る。懸念が多く出てる以上、意見書を出す必要がある」と新友会の議員が発議し、「十分な説明と憲法の理念を守る議論を求める」意見書(聞き取れなくて不正確です)が全会一致で採択される見込み。秘密保護法の廃止の請願は「否決すべき」でした。
〇２５日から県議会がはじまります。秘密保護法廃止の請願１本（やだネット）と集団的自衛権容認反対の請願３本（県護憲連合、県平和委員会、やだネット）が継続審査となっています。私たちは、集団的自衛権容認撤回の請願を出す予定です。