子ども達は今夏休みを謳歌している最中ですが、それを支える回りの大人はさぞ振り回されている事と思います。私も先日仕事で忙しい娘に変わり子ども二人をドライブに連れていきました。
戸隠のキャンプ場にたちよると入口の看板に市の条例により受付をしないと入場できないと書いてあります。みなさんご存知だと思いますが、戸隠キャンプ場は気軽にバーベキューができ、子ども達が遊べる小川があり休日を過ごすには格好の場所です。受付で聞いてみると入場料一人200円駐車料金1000円!え!子ども達を小川で遊ばせるのに1600円もかかるの!と驚きました。後で聞いたところによると大座法師池ほとりの飯綱高原キャンプ場も整備し戸隠のような収益の上がるキャンプ場にする計画だそうです。又長野市の処理場の温水を利用するサンマリーン長野は大人1人1200円小中学校1人600円かかり、子ども二人を連れてプールに行くと2400円もかかります。1人親家庭の2人に1人が貧困と言われる社会の中であまりにも思いやりの無い行政です。
家のとなりの路地を子ども達が駆け回るという当たり前の事を眠れないから静かにしてくれと苦情を言う大人。都会では騒音で保育園を建てるのが大変と聞きました。
ある議員さんのお話で聴衆が100人いたら、大人が87人に子どもが13人。議員さんは87人の有権者に向かって大人が喜びそうな話をお年寄りが喜びそうな話をすると聞きました。では13人の子ども達の話しをいったい誰が聞くのでしょうか?
高齢化社会に生きる私達は何を受け継ぎ、未来を生きる子ども達に何を残せるかを真剣に考えなくてはいけないところまで来ています。
さて、私には女性蔑視に悩む友人がおります。
共働きでなくては生活していけないのに、昭和の時代を引きずったまま、ご飯も洗濯も掃除も子育ても女性に回ってくると言うやりきれない思い。これが女性蔑視だと分からない夫や舅姑。昭和が平成になり令和になっても解決の難しい問題、これは教育からしっかり変えて行く事が必要な問題です。
国会議員でも県会議員でも市会議員でも議員さんの仕事は税金の使い道を決める事です。
私たちが望んでいるのは軍事費や原発や巨大な建物やリニアに膨大な税金を投入する事では無く、外交による平和の中でのびのびと子どもが育だつ国、子育てをしやすい国、ゆとりのある学校教育が行える国、1人親の家庭、障がい者や社会弱者に優しい国です。このままでは破たんするのは目に見えています。13人の子ども達に社会を支える責任を負わせるのでしょうか?
この1億総格差社会を変えて行くのが私たち大人の重大な務めです。
まず一つ一つの選挙に参加しましょう。自分が子どもが孫が住みやすい社会を作る為にまず投票に行きましょう。